Virtual Realit-ism.

Addicted To Screen Door Effect

[SteamVR] VRToolkitを使って画面のシャープネスや色彩を変えよう

★★★ VRToolkitとは ★★★
有名なReShadeというツールを使ってポストプロセシングを施し、色々な画像加工が出来る代物です。例えば画像をシャープにしたり、色やコントラストを調整したり、アンチエイリアスのFXAAを加える事も可能です。簡単にいえばReShadeとはゲーム用のフォトショップみたいな感じです。VRToolkitはそのReShadeをVRゲームでも使えるようにしたツールです。
★★★ インストールする前に ★★★
  • SteamVRゲーム(OpenVR API)のみ対応。
  • 互換性が確認されているゲーム以外はちょと自分で試す必要あり。
★★★ インストールの方法 ★★★
詳しい説明は下記のリンクにありますが、英語です。個々のゲームごとのインストール方法を、ここでは訳しておきます。
  1. ダウンロードVRToolkit。(リンク先に最新リリースへのリンクがあります。)
  2. 互換性が確認されているゲーム一覧をチェックする。
  3. ゲーム一覧に記載されているフォルダーの中にダウンロードしたファイルを解凍して全てコピーする。一覧にないゲームの場合はメインのexecutableファイル(拡張子が「.exe」のやつ)を探し、それと同じ場所にVRToolkitのファイルをコピーして試す。
  4. ゲーム一覧の「DLL」の項目が32ならば、「ReShade32.dll」、64ならば「ReShade64.dll」を一覧に指定されている名前に変更する。一覧にないゲームの場合は、ReShade64.dllを「dxgi.dll」と変えて試す。例: VR Chatの場合は、<SteamLibraryのフォルダ>\steamapps\common\VRChatへファイルをコピーして、ReShade64.dllをdxgi.dllへ変える。
  5. ゲームを起動した後、SteamVRのダッシュボードにVRToolkitのボタンが追加されているので、それを押してオプションを表示。オプション画面の説明リンクに基づいて「Circle Mask」の設定をしてください。これは各ヘッドセットによって値が違うのでリンク先を参照。これを設定すると、視界の中心にのみポストプロセシングを加えるのでGPUへの負担を減らすことが出来ます。
  6. リンク先を参照に自分好みのプリセットを選んでください。またカスタムのプリセットの作成も可能です。