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[Meta Quest] Playlist Editor Ultimateを使って改造版Beat Saberをもっと快適に管理しよう

Edit (2022-09-01): BS v1.24よりCore Modの一つにPlaylistManagerが追加されました。これに伴い、カスタムソングやプレーリストの管理がmod、BMBF、Playlist Editor Ultimateの3通りで出来るようになりましたが、互換性に問題がある為、正しくプレーリストの管理をするには、このリンクを参考にしてください。

★★★ Playlist Editor Ultimateとは ★★★
このツールはBMBF使って改造されたQuest版Beat Saberのプレーリストを管理するものです。BMBFを使ってもプレーリストの管理は出来ますが、Playlist Editor Ultimate(PEU)には、もっと便利な機能や、プレーリスト管理以外の機能もあります。ここでは、一部の機能について紹介したいと思います。 次のヴァージョンでは、Beat Saberのヴァージョンダウングレードにも対応予定とのこと。
★★★ PEUを使う前に ★★★
  • Windows 7以上。 (.NET 4.7 runtimeがインストールしてある) Runtimeがない場合は、こちらのマイクソフトのリンクからダウンロードしてください。
  • 画面解像度が1280x768以上。
  • Beat Saber v1.16以上の改造版。
  • BMBF v1.14以上。
  • SideQuestがインストールしてある。そうでない場合はこちらを参考にしてください。
残念ながら、どうやらこのソフト終了してしまったみたいですが、私が持っていたプログラムのコピー貼っておきます。こちらからダウンロードし、好き所に解凍して保存してください。ソフトをスタートするには、「PlaylistEditorUltimate.exe」をダブルクリックです。
★★★ 使い方 ★★★
  1. USBケーブルを使ってQuestとPCを接続し、ADBが稼働しているかを確認する。確認方法は、SideQuestをスタートすると、下のスクショのように赤丸が緑丸に変身します。赤のままの場合は、次のステップへ進んでください。ランプは緑色なのに、PEUがQuestに接続出来ていない場合は、画面左側中心部「ADB」タブにある「Refresh ADB Devices」ボタンを押して、使用しているQuestのシリアル番号が「ADB Device」で選択されているかもチェックしてください。
  2. 初めての場合や、しばらくPCにQuestをつなげていない場合は、Questの画面に下のスクショのような確認画面が出ているはずです。キャンセル以外のボタンを選択してください。確認画面がない場合は、他のUSBポートを試してみる。開発者モードになっているか再確認する。USBドライバーのインストールを忘れていないか等、確認してください。
  3. 初期設定として、画面左側中心部「Quests」タブにある「Quest IP Address」を設定する。Quest2を使用している場合は、その下にある「This is Quest 2」もチェックする。QuestのIPは、SideQuestを開くとメニューバーに表記してあります。通常「192.168.x.x」のような輩です。
  4. PEUを使うに至ってBMBFがバックグラウンドで稼働している必要がありますが、Questはタスクキルが非常に激しいので、BMBFがすぐに落とされてしまいます。これを解決する方法として下記の3つの方法があります。
    • PEU画面左側中心部の「ADB」タブから「Toggle Proxy Sensor」をクリックしてプロキシセンサーを止める。「Config」タブにある「Turn Off Sensor When Starting PEU」をチェックしておくと、PEUスタート時に自動でプロキシセンサーを止めてくれます。注意事項として、もしPEUが正しく閉じられなかった場合、プロキシセンサーが常にオフの状態になってしまうので、その時はQuestを再起動してください。
    • Questをおでこに乗せておき、常にQuestの電源がオンの状態を保つ。
    • Questのプロキシセンサーを何かで被せ、常にQuestの電源がオンの状態を保つ。(布かなんかで、レンズの間にあるセンサーを塞ぐ)
  5. 画面左側中心部にある「Test BMBF St...」を押すと、BMBFが作動しているかどうか確認できます。もしも、曲やプレーリストを選択しても、PEUの画面が更新されない場合は、BMBFが落とされた可能性が高いです。この場合、このテストボタンを押すか、「ADB」タブ内にある「BMBF Server」「Start」ボタンを押して、BMBFの再起動を試みてください。
  6. 初期設定では、Questの容量が20%以下だと、警告ポップが出ます。ポップアップ内にある「Don't Show This Again」をチェックして、警告を非表示にするか、画面左側中心部にある「Config」タブにある「Free Space Warning Threadshold」の割合を低くして、警告が表示される条件を調整しましょう。
★★★ プレーリストの管理 ★★★
まずは「Load」ボタンを押した後、その隣にあるドロップダウンから、変更したいプレーリストを選択してください。
  • 「Load」ゲーム内にあるカスタムプレーリスト情報を取得する。
  • 「Save」PEUで変更した内容を保存する。このボタンを押さないと変更内容が失われるので注意。
  • 「Rename」プレーリストの名前変更。
  • 「Delete」プレーリストの削除。
  • 「Set Cover」プレーリストのカバー画像変更。
  • 「Backup Cover」全プレーリストの画像保存。保存場所は「PlaylistEditorUltimate.exe」があるフォルダ内にあるサブフォルダ「covers」の中。
★★★ プレーリストのエクスポート・インポート ★★★
自分が作成したプレーリストを友達と共有する時などに便利な機能で、インポート時には、足りない曲を自動的にダウンロードしてくれます。
  • 画面左側上部にある「Export BSList」で、選択されているプレーリストをエクスポートします。保存場所は「PlaylistEditorUltimate.exe」があるフォルダ内に「プレーリスト名.bplist」というファイルが作成されます。
  • 画面左側中心部「Quests」タブにある「Upload Songs/Mods/BPList to Quest」ボタンを押して、インポートしたい*.bplistファイルを選択します。この際、ダイアログ右下にあるドロップダウンから「Beat Saber Playlist (*.bplist)」を選択する必要があります。
★★★ プレーリスト内の曲の管理 ★★★
左側にある曲目リストは既に選択されているプレーリストにある曲。右側にある曲目リストは、ゲーム内にあるカスタムソング一覧です。ちなみに、Ctrl+左クリックで複数選択。Shift+左クリックで範囲内の曲複数選択。Ctrl+Aで全て選択。
  • 「<Add」選択されている曲をプレーリストに追加。
  • 「Delete」選択されている曲の削除。(プレーリストだけでなく、ゲーム内から削除)
  • 「Find」曲名から検索。
  • 「Orphans」どのプレーリストにも属していない曲を自動選択。
  • 「Unplayed」まだスコアのない曲(つまり新曲)を自動選択。
  • 「Remove」プレーリストから選択されている曲を削除。
  • 「Remove All」プレーリストから全曲削除。
  • 「<Favorites」ゲーム内でFavorite♡と設定されている全曲を自動選択。
  • 「Preview」マップのプレビュー。
  • 「BSaber」選択されている曲をbsaber.comから開く。
  • 「SSaber」選択されている曲をscoresaber.comから開く。
★★★ bsaber.comのBookmark機能との同期 ★★★
bsaber.comにアカウントがある場合、サイト内にあるブックマーク機能をPEUから管理する事ができるようになります。
  • 画面左側中心部「Tools」タブにある「BSaber User Name」にbsaber.comのアカウント名を記入する。
  • 曲名リスト間にある「Bookmark」ボタンを押すと、選択されている曲がbsaber.comにてブックマークに追加されます。
  • 曲名リスト間にある「Demark」ボタンを押すと、選択されている曲がbsaber.comにてブックマークから排除されます。
★★★ プレーリスト・曲の保存と復元 ★★★
保存と復元に関する機能は画面左側中心部にある「Backups」タブにあります。注意事項として、色々な方法でカスタムソングを足していくと、まれにBMBFのカスタムプレーリストが狂う事があります。その場合の修復方法は「カスタムソング・Modのアップロード」欄で説明してあります。
  • 「Playlists Backup Name」テキストボックスでバックアップファイル名を指定するか、自動でタイムスタンプがファイル名として使われます。「Create Backup」ボタンで、全プレーリストとその曲リストの情報が保存されます。保存場所は「PlaylistEditorUltimate.exe」があるフォルダ内に「バックアップファイル名.json」というファイルが作成されます。
  • 「Playlists Backup To Restore」ドロップダウンから復元したいバックアップファイルを選択した後、「Restore」ボタンを押すと、プレーリストが復元されます。
  • 「Song Backup Folder」から曲ファイルの保存先を設定します。PC版のBeat Saberを保有している方は、PC版のカスタムソングが保存してある場所と同じ場所に設定する事で、QuestからPCへ曲を移行する事にもなります。私はPC版持ってないので、詳しい事はよくわかりませんが。保存するには、「Backup Songs」ボタンを押してください。オプションとして、ZIPファイルで保存する、プレーリスト別フォルダに保存する、保存名ルール(TT=タイトル AA=アーティスト MM=マッパー)の設定も可能です。
  • PC版のカスタムソングをQuestへアップロードするには、画面左側上部にある「Tools」タブにある「Copy PC Songs」ボタンからおこないます。(私はPC版持ってないので、詳しい事はよくわかりません)
★★★ カスタムソング・Modのアップロード。 ★★★
BMBFではなく、PEUからでもカスタムソングやModのアップロードが可能です。
  • 画面左側中心部「Quests」タブにある「Upload Songs/Mods/BPList to Quest」ボタンを押して、Questへアップロードします。この際、ダイアログ右下にあるドロップダウンからカスタムソングの場合は「Songs (*.zip)」、Modの場合は「Mods (*.qmod)」を選択する必要があります。
  • 旧版のBMBFではBMBFがカスタムプレーリストを管理していたのに対し、現在はSong LoaderというmodがBMBFとは別の方法でカスタムプレーリストを管理している為、時々BMBFとSong Loaderとの間で不一致が生じます。この場合、下記の方法で修復する事が可能です。経験上、SongBrowserというmodを使用している場合で、不一致が起こるとBeat Saberが落ちる現象にもつながります。
    • PEUを使って修復:画面左側中心部「Tools」タブにある「Reload Song Folder」ボタンを押す。
    • BMBFを使って修復:画面上のメニュー「Tools」選択後、「Reload Song Folder」ボタンを押す。
★★★ 正規版と改造版の簡単切り替え ★★★
この裏技を使うと、ボタン1つで正規版と改造版を切り替える事が出来ます。これによって、正規版で友達や、インターネット上のBS星人達とマルチプレーヤーモードで遊んだり、改造版に切り替えて、カスタムソングを楽しんだりする事が可能になります。ちなみにこのトピックとは関係ありませんが、改造版ではスコアーボードが使えないのですが、BeatLeaderというmodを使えばQuestでもスコアーボードが使用出来るようになります。
  1. 画面左側中心部「ADB」タブにある「Setup Fast Mod Switch」ボタンを押す。これは、初期もしくは、Beat Saberのヴァージョンが変わった場合にする必要があります。
  2. PEUを再起動。すると画面左下部に「Current Mod Status」という項目に「Modded」(= 改造版)、もしくは「Un-Modded」(= 正規版)と現状のバージョンが表示されているはずです。注意事項として、まれに、この表示が逆になってしまう事もあるようです。どうしてもこれが気になる場合は、また最初から、PEUのZIPファイルを解凍して、最初からやり直すのが手っ取り早い方法です。
  3. 「Switch Between Modded / UnMod...」ボタンを押すと、1分未満で改造版と正規版の切り替えが完了します。
  4. 改造版では今まで使っていたプレーヤーの設定や、キャンペインモードのセーブ、自己最高スコアがそのまま残っていますが、正規版では、初期状態になります。それが嫌な場合は、「PlaylistEditorUltimate.exe」があるフォルダと同じ場所にあるフォルダ内にある「modded¥files¥*.dat」を「unmodded¥files」へコピーして*.datファイルを上書きすると、正規版でも今までのデータが表示されるようになりますが、あくまで改造版と正規版では、別々の保存ファイルを使用しているので、同期は出来ません。