[SteamVR] OpenVR FSRを使ってFPSを上げよう
続報:OpenVR FSRのアップグレードツールVR Performance Toolkitの情報はこちらのリンクから。
★★★ OpenVR FSRとは ★★★
AMDのFidelityFX SuperResolution(FSR)もしくは、NVIDIAのImage Scaling(NIS)を使用してPCVRのパフォーマンスを向上させるプログラムです。じゃあ一体FSR、NISとはなんぞやというと、簡単に説明すると、ゲーム画像を本来設定してある解像度より低い解像度でレンダリングした後で、出来上がった画像を拡大して本来の解像度にする技術。これによってGPUへの負担が減り、パフォーマンス(FPS)が上がるという訳です。NVIDAのDLSSに似ていますがちょっと違います。★★★ インストールする前に ★★★
- D3D11 (Direct3D 11のゲームのみ対応) Skyrim、Fallout 4、VRChat等。
- SteamVRゲームのみ対応。
- 開発者はこのプログラムのパワーアップ版の開発に取り組んでいるため、OpenVR FSRの未来のアップデートの可能性は低いとのこと。(2022年1月の時点)
★★★ インストールの方法 ★★★
詳しい説明は下記のリンクにありますが、英語です。ここでは最低限の事を訳しておきます。- ダウンロードOpenVR FSR。(リンク先に最新リリースへのリンクがあります。)
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遊びたいゲームのフォルダー内にある「openvr_api.dll」のファイル名を変更してバックアップとして残しておく。
- Unityで作成されているゲーム: <ゲームフォルダー>\<ゲーム名>_Data\Plugins\x86_64
- Unreal4で作成されているゲーム: <ゲームフォルダー>\Engine\Binaries\ThirdParty\OpenVR\OpenVRvX_Y_Z
- openvr_fsr.zip内にある「openvr_api.dll」と「openvr_mod.cfg」を上記のゲームフォルダーにコピーする。
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openvr_mod.cfgをメモ帳で開くと、設定を変更することができます。
- 「useNIS」falseでFSR使用、trueでNIS使用。
- 「renderScale」推薦値は0.5~0.77。値の低いほうがパフォーマンスが上がるが、値が高いほうが画質が良くなる。
- 「sharpness」数値の範囲は0~1。値が高いほうが画像がシャープになる。