[Meta Quest] Beat Saberを改造版にしよう2025年度版
★★★ ModsBeforeFriday!とは ★★★
ModsBeforeFriday!(以下MBF)とはビートセーバーを改造版に変換し、カスタムソングや、Modなどを導入できるようにするブラウザーベースのツールです。2025年1月21日時点で、過去にあったツールでは改造できなくなった、もしくはやり方がややこしくなった等の理由から、MBFが最も最適なツールなのではないでしょうか。★★★ 改造する前に ★★★
- Chrominumベースブラウザー(例:Google Chorme, Microsoft Edge)が必要。
- ヘッドセットの開発者モードが解放されていなければならない。偽りの開発者になる方法は、こちらのリンク参照。
- データのバックアップの際にはSideQuestがお勧め。SideQuestの使い方はこちらのリンク参照。
- 「アプリのシェア」を使用している場合は、一旦「アプリのシェア」をオフにする必要がある。
★★★ バックアップのやり方 ★★★
正規版を使っている場合のデーターのバックアップ。アバター設定、ゲーム設定、キャンペーン進行、または自己記録のバックアップですが、特に気にしないのであらば、バックアップはしなくても良いです。 ヘッドセットをUSBでPCへ繋ぎ、SideQuestのファイルブラウザを使ってPCへファイルをバックアップする。- /Android/data/com.beatgames.beatsaber/files/AvatarData.dat
- /Android/data/com.beatgames.beatsaber/files/PlayerData.dat
- /Android/data/com.beatgames.beatsaber/files/settings.cfg
- /ModData/*
★★★ 改造のやり方 ★★★
改造版からのやり方はステップ1から、正規版からのやり方はステップ6から。- 改造版を正規版へ戻す。Chrominumブラウザーより、https://mbf.bsquest.xyz/へ行く。
- QuestをUSBケーブルでPCに繋ぐ。
-
MBFサイトの「Connect to Quest」ボタンを押し、繋ぐヘッドセットを確認する。
-
ギアアイコンを押すと、幾つかのボタンが出てくるので、「Uninstall Beat Saber」ボタンを押す。
- Metaオフィシャルストアより、ビートセーバーを再度インストール。インストール前に、Questの再起動が必要な場合が多い。
- Chrominumブラウザーより、https://mbf.bsquest.xyz/へ行く。
- QuestをUSBケーブルでPCに繋ぐ。
- MBFサイトの「Connect to Quest」ボタンを押し、繋ぐヘッドセットを確認する。
-
数秒後に「Mod the app」ボタンが出てくるので、それを押す。機種とインターネットのスピードにも左右しますが、私の環境ではQuest3のパッチには約2分かかりました。
- 無事にパッチが完了すると、「App is modded」と出てきます。この時点で、他のModをインストールする前に、一度ビートセーバーが起動するかどうか確認する。(次があるので、USBは接続したままで。)
- 成功したのならば、オプションとして「Add Mods」ボタンを押し、ほかのModをインストールする。私のお勧めリストはこちらから。
- オプションでインストールしたModがほかのModと互換性の問題を起こしている。この場合は、再度MBFに繋いで、「Your Mods」ボタンを押す。そこから、オプションで入れたModをオフにして、どのModが悪い奴なのか探る。
- PlayerData.datのOS上でのファイル権限がおかしくなってしまっている。SideQuestを使用して、/Android/data/com.beatgames.beatsaber/files/PlayerData.datを削除する。ビートセーバーを再度起動すると、コアModの一つであるDataKeeperがバックアップされているPlayerData.datを自動的に再度正しい権限でゲームフォルダー内に生成してくれるはずです。
- PlayerData.datのゲームが独自で使っている権限がおかしくなっている。SideQuestを使用して、/Android/data/com.beatgames.beatsaber/files/PlayerData.datを削除する。/ModData/com.beatgames.beatsaber/mods/datakeeper/PlayerData.datを一度PC側に保存し、テキストエディタで開きます。ちなみにこれはJsonというデータフォーマットを使用しています。ファイルの最後の方に次のようなテキストがあるはずです。「"currentDlcPromoDisplayCount": ##,"currentDlcPromoId": "********","userAgeCategory": 3,"desiredSensitivityFlag": 3}],"guestPlayers": [],"version": "#.#.##"}」。ここでもし「,"userAgeCategory": 3,"desiredSensitivityFlag": 3」が抜けているようならば、これを足して例に示されてたようにしてください。「"userAgeCategory"」の前にある「,」を見落とさないよう注意。保存した後、またQuest側のファイルを上書きしてください。
- PlayerData.dat内のデータが壊れている。私の場合は、自己新記録データの中に重複したデータがあったせいでヴァージョン1.37が起動しませんでした。1.28では問題なかたのに。私はプログラマーなので、プログラム組んで直したが、一般の方の場合は、諦めて/Android/data/com.beatgames.beatsaber/files/PlayerData.datと/ModData/com.beatgames.beatsaber/Mods/datakeeper/PlayerData.datの両方のファイルをSideQuestを使用して削除するしかないと思います。初期状態に戻ってしまいますが、これが原因だった場合はとりあえずゲームは起動するはずです。
★★★ カスタムソングを入れよう ★★★
やり方は何通りかあります。- ゲーム内から直接ダウンロード。メインメニュー画面左の「More Songs」を押す。また、オプショナルのmod「BetterSongSearch」をインストールすると、さらに使いやすいUIで曲の検索ができます。
-
PCから一度曲をダウンロードしてから、SideQuest等を使ってヘッドセットへ曲をコピーする。この二つのサイトがお勧め。
beatsaver.com
bsaber.com- サイトから曲をzipファイルとしてダウンロードする。
- zipファイルを解凍して、フォルダの状態にする。
- SideQuestを使って、そのフォルダを「/ModData/com.beatgames.beatsaber/Mods/SongLoader/CustomLevels/」の中へコピーする。
- ゲームを立ち上げれば、新しい曲がカスタムソングリストの中にあるはずです。
★★★ 正規版に戻すやり方 ★★★
- 改造のやり方にあるステップ1から5を実行。
- 自己記録などのバックアップファイルをリストアする場合は、前に説明ように、アンドロイドのセキュリティの関係又は、ゲームからかかっている権限等で、成功するかどうはわかりませんが、SideQuestを使って/ModData/com.beatgames.beatsaber/Mods/datakeeper/内にあるファイルを/Android/data/com.beatgames.beatsaber/files/へコピーしてください。一度ゲームを起動して、ハイスコアがリセットされてないか確認。ダメだった場合は、SideQuestの一番右上にあるアイコンの「Run ADB Command」をクリックして、「CUSTOM COMMAND」を選択。「Command To Run...」にこのコマンドを入れて実行してみてください「adb shell chmod +r /sdcard/ModData/com.beatgames.beatsaber/Mods/datakeeper/*」。再度ファイルのコピーをして、成功したか確認。
- SideQuestを使って不要になった「/ModData」と「/ModsBeforeFriday」フォルダを削除。