Virtual Realit-ism.

Addicted To Screen Door Effect

[Meta Quest] 初心者講座

★★★ 安全に関して ★★★
  • レンズを直射日光に照らさないこと。VRヘッドセットのレンズは虫眼鏡の様な物で、直射日光に当てるとディスプレイが焼けてしまいます。使用中だけでなく、保管時も日光の届かない所に置くように心がけましょう。
  • 眼鏡を着用しながらVRヘッドセットを使用する場合、VRのレンズと眼鏡のレンズが擦れ合い傷をつけてします場合があります。対策としては、付属の眼鏡スペーサーを使用するのもありですが、もっと安全なのは、レンズスクラッチ防止リングや、Quest用の度付きレンズを購入するとこです。
  • 一部の変態を除き、VR初心者は大半の場合VR酔いを経験します。車酔いと同じです。少しでも気分が悪くなったら、速やかにVRを外して休憩しましょう。無理をしても酔いは酷くなるばかりです。一部の貧弱者以外は、そのうちVR酔いに慣れますが、それまではあまりVR酔いしやすいゲームは避ける方が無難でしょう。基本的にゲーム内で移動(加速・減速)や回転する動作が頻繁にあるゲーム、ローラーコースターみたいなやつはダメです。
  • 壁との衝突を防ぐためには、ガーディアンだけでは役不足。ガーディアンとはVR空間内に安全エリアを位置づける境界線を設定し、もしもその境界線に近づきすぎると、VR内で壁として表示されるシステムです。しかしゲームに夢中になっている間に素早く移動した場合、ガーディアンが表示されても反応できない場合も多々あります。なのでプレーエリアの真ん中にカーペットやエクササイズマット等を置いて、常に物理的に足の裏で現在地を確認できるようにする事をお勧めします。頻繁に膝をつくゲームもあるので、個人的にはショック吸収力の強いエクササイズマットがお勧めです。
★★★ 知ってて得する裏技 ★★★
  • Oculusボタン(❸)を長押しすると、VR空間内でのセンター位置を現状の立ち位置と向いている方向にリセットする事ができます。
  • Oculusボタン(❸)と右トリガーボタン(❻)を同時に押すと、スクリーンショットが撮れます。長押しした場合は、ビデオの録画がスタートします。
  • Passthrough+の活用。PassthroughとはVRを装着した状態でも、リアルの世界をカメラを通して見ることができる機能です。Settings→ガーディアン→ダブルタッチで周囲確認をオンにすることで、ヘッドセットの左右どちらかを2回軽く叩いてやると、白黒のカメラ画像に切り替わります。
  • Crossbuyとは、Oculusストアで発売されているソフトの中には、PC版とQuest版の両方のバージョンがあるソフトが多数あります。その中には、PC版を購入するとQuest版がタダで購入出来る物もあり、それをCrossbuyと言います(逆のパターンも含め)。時々PC版が安売りされているのに、Quest版は通常価格という事があるので、そういう場合はPC版を購入してQuest版をダウンロードして出費を減らすという戦法です。VRDB.appではそんなソフトをリストアップしてくれているサイトです。ただ対象ストアがUSとEUのみなので、日本ストアで安売りされていない場合もあるので注意。
  • AppLabの存在。AppLabとはBeta版のゲームや、実験的なアプリ等々、正規のアプリストアでは扱っていないゲームやアプリを扱っているストアです。と言っても、ダウンロード先は公式ストアからですが、AppLabソフトをダウンロードするには、ソフト名で検索する以外には方法がありません。そこで役に立つのが、AppLabソフトを専門に紹介しているサイトです。ここでは2つほど紹介したいと思います。質が悪いソフトも多いですが、中には公式ストアで扱っていてもおかしくないレベルの物や、実際に公式ストアに移行したゲームもあります。公式ストアよりも圧倒的に数が多いので、一度チェックしておいて損はなし。
  • PCVRを遊ぶ場合、OculusやSteamではゲームを購入する方式ですが、HTCが提供しているViveportというサービスは月額制で、軽く1000を超えるタイトルを遊ぶことができます。ちょっと微妙なゲームや、1度遊んだら終わり系のゲームを遊ぶにはもってこいのサービスです。
★★★ 快適アクセサリー ★★★
Quest2をもっと快適に、もっと楽しく遊ぶ為の勧めのアクセサリー。 これ以外にも色々あります。
★★★ VRならではのゲームジャンル ★★★
従来のゲーム機とは違い、VRではVRの長所を生かしたジャンルに人気が集まる傾向があります。そこでここではそんなゲームジャンルと、有名なゲームを紹介。
  • FPS (First Person Shooter): 自分の目線から銃を撃つ。まるで本当に銃を撃っている気分になれます。しかも従来のゲーム機では実現できないフィジカルなゲームプレー。しゃがむには、現実でしゃがむ。寝そべるには、現実で寝そべる。マガジンを変えるなら、新しいマガジンを掴んで交換。スコープを使うにも、目と手で標準を合わせる必要あり。従来のゲーム機の様に、ボタンを押せばいいというわけにはいきません。
  • リズムゲーム: 遠くのほうから自分目掛けてなんか飛んでくる。それを両手で切るなり、叩くなりするリズムゲームがVRの定番。腕だけではなく、体全体を動かしながらゲームを楽しみ、汗かきながらの良い運動にもなります。実際これで、ダイエットに成功した例もよく聞きますね。
  • ホラーゲーム: 没入感が高いVRではテレビでやるホラーゲームの比ではない恐怖を体験することができます。パニくって壁に激突しないように。
  • ソーシャルゲーム: アバター同士でも、まるで本当に隣で話している感覚。みんなでワイワイ話したり、色々なワールドツアーをしてみたり。
  • スポーツゲーム: Questではまだスポーツゲームは少ないものの、物によっては現実のスキルをそのままゲーム内で生かせるこの凄さ。