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[Meta Quest2] コントローラーストラップ

コントローラー用の安全ストラップは、安全面では特に問題ありませんが、市販で売っているナックルグリップや、DIYでもちょっと工夫をしてやれば付属ストラップよりも快適又は使い勝手の良い物が作れます。

★★★ 市販のナックルグリップ ★★★
元はValve Indexのコントローラーを真似して出来たナックルグリップが非常に人気。その理由は、
  • 脱着が簡単で面倒にならない。
  • 手を放してもコントローラーを落とすことがない。ゲーム中のカットシーン等で、手を緩めて休憩できる。
  • 滑りやすいプラスチックのハンドルよりもグリップが良くなる。
逆にナックルグリップにも決定的な欠点がり、ガンストックやゴルフグリップ等、グリップ部分を使って他のアクセサリーと結合する商品を頻繁に使う場合、ナックルグリップとは併用できないという事。実際に、私の場合はこれが原因で、ナックルグリップを使いたくても使えない状況です。

Quest2発売から数々のナックルグリップが発売されましたが、実際に使っている訳ではありませんが私のお勧めはKiwi Designのナックルグリップです。Kiwi Design製が他社と違うのは、
  • ナックルグリップを外さなくても、電池の交換ができる。
  • 2種類の長きさがあり、ちょっと小さめに作られているQuestのコントローラーは、手の大きい人にはちょっと握りずらい欠点がありましたが、長いタイプのグリップはそれを改善してくれます。
★★★ DIYナックルストラップ ★★★
市販でなくても自作で安くナックルストラップを作る事も出来ます。タダで付属のストラップを使うやり方や、色違いのヘアゴムを使用して左右を色で見分けられるようにする方法などあります。
★★★ DIY万能ストラップ ★★★
万能というとちょっと大げさですが、これは私が個人的に使っているストラップで、ガンストックやゴルフグリップなどのアクセサリーと併用して使うことが可能なタイプです。ロッククライミングやマウントニアリング経験者なら知っているかもしれませんが、Purcell Prusik Loopというノットです。

必要なのは、質の良いコード×2本と、小さいケーブルタイ×4個のみです。コードはなるべく柔らかくて、中が空洞でない物を使用してください。ちなみに私が使っているのはアウトドア用品を取り扱っているMammutというメーカーの3mm Nylon Static Cordです。楽天で登山用のコードを切り売りしているようなので3mm程度の物を検索してみると良いと思います。長さはコードの直径と個人の好みで変わりますが、私の場合1本分、140cmです。しかしピッタリ140cmだと結びづらいので、150cmの物を用意して、完成した後、余分な長さを切りました。
写真にある❶のタイラップは無くとも良いのですが、コントローラーのリングに巻いてあるコードが緩まないように。❷のタイラップはBeat Saber等の激しく腕を振るゲームをする時に、❶と❷のコードの間に指を入れることにより、手が滑っても滑らないようにするため。❸は左右に移動するので、手首に巻いたコードのきつさを調節できます。

Purcell Prusik Loopの作り方ですが、こちらのとあるハリウッドスタジオに3億払って作成したビデオを観てください。ちょっと難しいので、何度か練習する必要があると思います。